会長挨拶

会長 平川克哉

会長 平川克哉
福岡赤十字病院 消化器内科部長

この度、「第48回日本消化器がん検診学会九州地方会」を2018年9月15日(土)に九州大学百年講堂にて開催させて頂くこととなりました。伝統ある本会を担当させていただき、恐縮至極に存じます。支部の諸先生方に心より感謝申し上げます。

近年、医療技術のめざましい進歩にともない、多くのがんが早期に発見され、治療後の予後も大いに期待されるようになりました。しかし、いまだ日本人の死因として消化器がんが上位を占めていることも事実であり、本学会の役割は大きいと思います。

胃がん検診においては、2016年に対策型検診としての内視鏡検査が認められ、対象年齢や検診間隔も見直しが行われ、大きな転換期を迎えています。一方、若年層のヘリコバクター・ピロリ菌の感染率が年々低下し、胃がん発見率の低下が現実のものとなったことから、正確かつ効率的なリスク評価の導入は喫緊の課題です。また、大腸スクリーニング法についても、CT検査やカプセル内視鏡など新たな検査法が提唱され、先進的な施設では既に実用化されています。このように、消化器がん検診はよりよい効果を求めて恒に進化していますが、本学会のテーマを「進化する消化器がん検診」と掲げ、新しいがん検診の今後の展開について考え、放射線技師や保健師など医師会員以外の職種も交えてがん検診に携わる会員が一堂に会し、情報を共有する機会にしたいと思います。

会場の九州大学百年講堂は博多駅や福岡空港からのアクセスが良好であり、天神や中州など福岡市の観光やグルメスポットとも隣接しています。会員の皆様には、演題を多数ご応募いただきますとともに、多くの方々に参加していただき実り多い会にしたいと思います。奮ってご参加頂きますよう、よろしくお願い申し上げます。